日記を始めた理由⑭
こんにちは。酒田市の阿部です。
前回書いたさつまいも苗の件は、ここ数日の暖かさと肥料のおかげですっかり元気になりひと安心。
その調子でお願いしますよー♪
さて、何日か日記を休んでいるあいだに久々の県境越えの外出があったりでバタバタしておりました。ここ酒田もすっかり陽も長くなり、春本番てな感じです。
朝晩は冷えますがね。
さて、日記を始めた理由の続きです。
前回、私たちの組織が考える顧客は「地域」であること、
そして、私たちが考える理想の地域の姿まで述べました。
①地元資本の加工品メーカーがそこそこ多く、域外へもしっかり販売していて、
②域外資本に対抗できる、集客できる地元資本の食料品店があって、
③地元のモノを選びたいという消費者マインドが強い
これが、私たちの考える理想の地域の姿です。
私たちは農産物の生産者なので、そうなるワケです。
で、これを逆に書くとこうなります。
①地元資本の加工品メーカーが少なく、域外への販売が弱い
②域外資本に対抗できる、集客できる地元資本の食料品店がない
③地元のモノを選びたいという消費者マインドが弱い
つまり上記が今の酒田市の姿であるという前提を、強引にもしてしまったワケですw
あー怖いw
でもこれ、お読みになった市民の方、酒田市出身の方、どう思われますか?
東京銀座に県のアンテナショップもあるし、しっかり販売してるメーカーもあるんじゃないの?とお思いの方。ここで述べているのはあくまで市町村単位での総量のお話であって、メーカー個別の営業努力云々とは別のお話ですので念のため。
地元資本の食料品店、、、「ヤマザワは?」と思った方。
ちなみに、市民の買い物の利便性云々の話は、ここでの議論対象ではありませんので念のため。
地元のモノを選びたい、ですか? 酒田市の皆さん。
確かに、直売所に行けば朝から多くのお客さんの姿を見かけますが、多くは、そこでの「安さ」を求めていませんか?
各直売所の店頭でアンケートでもとってみたいなぁと、常々思います。
ちなみに、鮮度の観点の話はしておりませんので念のため。
資料:各省庁公表数値、データ等をもとに著者作成
市内観光施設で、当たり前のように市外産の土産物(加工品)が大量に陳列されていることに違和感を感じる市民は、はたしてどのぐらい居るんでしょうか?
酒田市の中長期観光戦略におけるオリジナルストーリーのひとつに、「KOEKI(交易と公益)のまち・酒田」というのがあるそうです。
数値で示せるのでしょうか?
今は、その「交易」で外貨獲得はどのぐらいできているのでしょうか?
ん?もしかすると別のなにかで獲得できていて、私が知らないだけ?w
でも私は生産者なので、農産物及び食料品云々のところで、引き続きこの議論を進めていきたいと思います。
♪BGM♪
数年前、Jazztronik野崎良太氏がラジオでかけてて良いなぁと思った曲。
たまに聴きますが、先日の県境越え外出での夕暮れ車中にも大変にハマりました。