さつまいも農家 blog

山形県酒田市でさつまいもを作っている農家の日記です。

日記を始めた理由⑯

こんにちは。酒田市の阿部です。
 
改正種苗法が施行されましたね。
いっとき、この法改正について、著名人含め様々な方が様々なことをおっしゃっていました。いろんな意見があるなぁとそれらを眺めてましたが、実は私も完全には分かっておりませんで(笑)、乗り遅れることのないよう、把握に努めたいと思います。
 
さて、日記を始めた理由の続きです。
 
食料品の移輸入過多が問題である、というのなら、では何をすれば良いのか、ということになります。
ので、度々述べている下記は、何をすべきか、とのアクションプランを考えるうえでの仮説立て、という位置づけになります。
 
 ①地元資本の加工品メーカーが少なく、域外への販売が弱い
 ②域外資本に対抗できる、集客できる地元資本の食料品店がない
 ③地元のモノを選びたいという消費者マインドが弱い
 
①であると考えるなら、どういった動きが必要か。
②であると考えるなら、どういった動きが必要か。
③であると考えるなら、どういった動きが必要か。
 
農家である我々に、なにができるのか。
 
①~③の内容が、書いてあることと逆だとすれば、食料品の移輸入過多は解消されるのでしょうか?
 
 ①地元資本の加工品メーカーが多く、域外への販売も強い
 ②域外資本に対抗できる、集客できる地元資本の食料品店がある
 ③地元のモノを選びたいという消費者マインドが強い
 
どうでしょう? 全て解消されるかはともかく、今よりは改善され、、、ていきますよね?
ではそんな状況をどう作り出すか。
皆さんなら、どんな動きが有効な手立てと思いますか?
 
私は、シビックプライドにそのカギがあると考えています。
シビックプライド、国も定義しておらず馴染みのある言葉ではないので、下記ご参照ください。
観光の文脈で紹介された記事ですが、分かりやすくまとめられています。
 

 
以前この日記で、シティプロモーションを研究する河井孝仁教授の研究が面白いことを述べました。
その研究こそが、シビックプライドに繋がる話として大変に興味深いものでしたので、
次回以降、改めてご紹介したいと思います。